内臓脂肪検査
CTよる内臓脂肪検査
■高速マルチスライスCTにより、内臓脂肪および 肥満度・脂肪分布が図解されます。
内臓脂肪とは
内臓脂肪は、お腹の中に貯まる、代謝上活発な脂肪であり、 高血糖、高血圧、脂質異常などの生活習慣病を起こす大きな原因となっています。 とくに、内臓脂肪が蓄積し、生活習慣病が重なって引き起こされ、 動脈硬化の危険が高まった状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、注意が必要です。 診断基準では、男女とも面積が100c㎡以上を境界としています。



(ファットスキャン、オプション料金 3,300円)
メタボリックシンドロームとは?
内臓脂肪型肥満に、高血糖・高血圧・高脂肪症のうちの2つ以上を合併した状態のことです。 メタボリック(Metabolic)は代謝のことなので代謝症候群とも言いますが、 内蔵脂肪蓄積症候群と言ったほうがわかりやすいでしょう。
①肥満 (腹囲) 男性85cm以上 女性90cm以上 ②血糖 空腹時血糖110mg/dl以上 ただし空腹時血糖が適切に得られない場合にはHbA1c(NGSP)6%以上 ③脂質 中性脂肪150mg/dl以上 またはHDLコレステロール値40mg/dl未満 ④血圧 最高(収縮期)血圧130mmHg以上 または最低(拡張期)血圧85
①の該当者で②~④のうち2つ以上が当てはまった方は「メタボリックシンドローム」と判定されます。 *メタボリックシンドロームの判定基準は、厚生労働省の指導により今後変更される場合があります。
高脂血症 高血圧 高血糖
この状態を放置しておくと糖尿病、心臓病、脳卒中 といった生活習慣病を発症する可能性があります。